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竹林伐採をボランティアで実施!道具はまさかの?

竹を伐採し片付け処理をする人々

こんにちは下草野まちづくりセンターです。

日本のあちこちで放置竹林が問題になっていますが、下草野地域のあちこちで竹がどんどん伸びている光景を目にすることが出来ます。

竹の成長速度が早いのは皆さんも知っての通りで、地下茎は毎年3mほど伸びてタケノコを生やし、そのタケノコは2,3ヶ月で10mの高さにもなってしまいます。

気付けば山の木が竹に代わっていた・・という事が起きるんです。

下草野地域で問題になっている竹は河川付近で成長してることが多いです。

付近と言っても堤防の内側で、大水の際などに治水上の妨げになったり、ゴミの不法投棄の温床になる懸念があります。

そのため下草野地区地域づくり協議会が主体となり、好き放題に伸びてくれた竹を伐採することに決定しました!

伐採箇所は長浜市西主計町

googleマップ上に赤のピンがありますが、その周辺の緑色の部分が全て竹です。

よくもまぁ、こんだけ伸びてくれたもんだと感心してしまいます。

作業日時は令和3年2月28日及び3月6日の二日間にわたり延べ人数45人、6時間かけて3000平方メートルの竹を伐採しました。

竹の伐採に使用した道具は何?

伐採予定地は広範囲なのでパワーショベルといった重機を使用したと思われるかもしれませんが、すべて人力です。

使った道具の刈払機とチェーンソー

画像にある通り刈払機とチェーンソーに写ってはいないですが、のこぎりを使っています。

自前であったり下草野地区地域づくり協議会所有の道具を使い作業を行いました。

竹を伐採する人々
竹を伐採する人々

私はのこぎりを使っての参加でしたが、エンジン道具を使うよりも作業が楽だったように感じます。

というのも竹は木とは違って中は空洞なので、太い竹であっても切るのに時間がかからないことと、密集し足場の悪い竹林の中に進んでいくのに重たいエンジン工具を振り回す大変さが無かったからです。

それに今回伐採した竹の直径は、5cm程度のものが多かったのでのこぎりで切るのに2,3秒ですしエンジン道具ほど広い安全距離を確保する必要もなく大勢で作業するには良かったのかな?と思っています。

ボランティアに参加してくれたのは?

一日だけの参加や二日日間ともに参加してくれた人のおかげで、河川に生えていた竹は見事に無くなりました。

竹を伐採した後の現場

外から見える以上に竹が生えていたので、伐採はとても大変でした。

ですが、画像のようにすっきりした姿を見れたので満足度は高いです。

人が集まらなければ、これほどの作業を行うことが出来ませんでした。

参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。

参加していただいた人の年齢は40歳~で最高齢は70歳を超えていました。

あの年であんなに動けるの!?負けてられない!と周囲への鼓舞にもなっていたように思えます。

農業をされている人が多いのですが、皆さん良く体が動く・・私は力では負けてないですが、無駄な力を使っていた気がします。

人生の先輩方の作業をしている姿は無駄がなく洗練されていたように感じました。

「亀の甲より年の功」

これまでに積まれてきた経験の差はとてつもなく大きいものだと感じた日でもありました。

下草野地区に抱える経験豊かな人材も魅力であり宝でもあります。

これからも下草野地区のために力をお貸してください。

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